風力タービンのSillouette

持続可能なクリーンエネルギーをすべての人々へ

世界規模で巻き起こる人口増加と都市の発展に伴い、電力需要の増加が予想されています。

しかし、化石燃料や原子力に頼る発電では地球環境への負荷やその他の様々な問題があり、

持続可能なエネルギー供給の方法とは言えません。自然の力を利用していかに効率よく

電気を生み出せるかが、世界のエネルギー問題解決のカギになってきます。

- 急増する人口と都市

世界の人口は急激に増加しています。

2020年現在世界の人口はおよそ78億人。しかし10年後の2030年には10%増の85億人、2050年には97億人、そして2100年には109億人に到達すると言われています。この人口増加と各地の都市発展に伴い、世界で必要となるエネルギー量も劇的に増加することが予想されます。

 
市の中心部

- 化石燃料と原子力発電の限界

 

全世界で高まるエネルギー需要ですが、私たちの世代で主に使われている化石燃料には限りがあり,今のペースで使い続けると100年後にはそのほとんど使い果たしてしまうと言われています。

 

加えて、化石燃料は燃焼時に二酸化炭素が発生することから、地球温暖化を加速させる要因の一つとして考えられます。地球温暖化が悪化すると海面上昇の影響により沿岸災害の激化や気候変動による食料不足など、私たち人間の生命の危機につながる可能性があります。

 

化石燃料の代替としてCO₂を放出しない原子力発電が期待されていました。しかし、東日本大震災における福島第一原子力発電所事故を経て、原発に対する人々の抵抗感は高まっています。地震やサイバーテロ等の大きなリスクが潜んでいることに加え、原子力発電の使用後に出る“使用済み核燃料”からは大量の放射能が発生しており、これを大量に浴びた細胞はそのDNAが傷つき、がんや遺伝性の障害等の確率的影響が懸念されます。さらに、使用済み核燃料の無害化までには何十万年もの月日が必要だと言われ、維持管理や安全対策などを含んだ総コストは膨大なものとなるでしょう。適切に運用することができれば原子力発電は未来を担う発電方法のひとつではありますが、その積極的な使用には慎重にならざるを得ません。

 

今後さらに増加する人口を支える持続可能なエネルギー供給を長期的に考えるとき、化石燃料や原子力発電以外での安全なエネルギー供給を実現する必要があるのです。

- 自然エネルギーとASTモーター(ジェネレーター)の技術

 

長期的に持続可能なエネルギーの供給源として有力なのが、自然エネルギーです。

自然エネルギーは“再生可能エネルギー”の一部で、主に太陽光,水力,風力などを利用して得られるエネルギーのことを指します。これらは基本的に自然界から絶え間なく得られる資源のため、化石燃料のように枯渇する心配がありません。また基本的にCO₂を排出せずかつ安全であるため、理想的なクリーンエネルギーだと考えられています。​

私たちのASTモーターの技術を自然エネルギーの発電機(ジェネレーター)に応用することにより、従来と比較しての4分の1以下のサイズ発電機を作ることが可能です。発電機の中にもコイルが使われており、ASTモーターに採用しているASTコイルの積層技術によってそれを実現します。サイズが小さくなり設置コストや設置労力が少なくなることで、クリーンエネルギーの普及を後押しします。例えば、風力発電の発電機が小さくなることで、今まで設置できなかった山間部でも発電機が容易に設置できるようになります。水力発電においてはダム以外にも、高効率発電機を各河川に設置することで“小水力発電”にてエネルギーを生み出すことが可能です。これににより、日本だけでなく世界各地の水流がある場所で発電することができるようになります。そのほかにもASTモーター技術を太陽光発電のコンバーターにも応用することで太陽光発電の活用にも貢献していきます。

 

このように、ASTモーターの技術はこれからの未来に向けた持続可能なクリーンエネルギーの活用拡大に欠かすことができない非常に重要な存在なのです。